知は力なり

皆さんは「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という言葉を知っていますか?

聞き慣れないその言葉は、

「(山椒の身は小さいが非常に辛いところから)からだは小さくても、

  気性や才能が非常に優れていることのたとえ」のことわざなのです。

日本に約6万ほどあるということわざ。

その中からジャンル別に複数個紹介していきたいと思います。

背中を押してくれることわざ

思い立ったが吉日

何かを始めようと思ったら、すぐに動く方が良いということ。

外国でも「今日できることを明日に延ばすな」という意味のことわざがあるように、

悩む前に動き出すことは万国共通なのです。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥

知らないことを聞くのは一瞬の恥ずかしさで済みますが、

一生わからないまま過ごす方がよっぽど恥ずかしいことです。

わからないことはためらわず、どんどん聞いていきましょう。

思う念力岩をも通す

どんなことでも一心に行えばできないことはないということ。

岩のように硬く大きな障害があったとしても、

その壁を乗り越え必ず成就させることができるということ。

夜明け前が一番暗い

苦難や雌伏の期間は終わりかけの時期が一番苦しい。

それを乗り越えれば事態が好転するだろうということ。

創業は安く守勢は確し

新たに事業を興すことよりも、

それを衰えさせないように守っていく方が難しいということ。

彼も人なり我も人なり

彼も我も同じ人間なのだから、

人にできることが自分にもできないはずがないということ。

弘法にも筆の誤り(=猿も木から落ちる

弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。

その道に長じた人でも時には失敗をすることがあるというたとえ。

間関係を良好にすることわざ

魚心あれば水心

魚が水に対して好意を持てば、水も魚に好意を示すことから人との付き合いも好意を

持って接すれば、相手も答えてくれるという意味。

まずは自分が心を開くことが重要なんですね。

親しき仲にも礼儀あり

親しくなると遠慮がなくなって、扱いがぞんざいになりがちですが。

でもそれが原因で仲違いしてしまうなんて悲しすぎますよね。

ずっと大切にしたい人に対してこそ、キチンと礼儀を弁えて。

袖振り合うも他生の縁

袖が触れ合うという些細な出会いであっても、それは偶然ではなく巡り合わせの一つ。

どんな出会いであっても大切にしなければいけないという、

仏教的な教えです。

希望につながることわざ

失敗は成功のもと

失敗は成功への通過点。何がダメだったのか反省し、改善して次に成功へと

繋げればいいのです。クヨクヨせず元気を出してもう一度トライしよう!!

良い花は後から

目先にあるものに飛びついても大したものではなく、本当にいいものは後から現れるという意味です。

笑う門には福来る

「門」とは家庭のことを指し、朗らかな家には自然と幸福がやってくるという意味です。

悲しいことがあっても笑顔を心がければ幸せが舞い込んでくるという意味です!

初心忘れるべからず

物事への慣れ、油断や慢心の元、学び始めた頃の謙虚な気持ちを忘れなければ、

常に自分を磨き続けることができます。

言いたい事は明日言え

感情的になっている時ほど、人は失言をしやすいもの。

その様な時は一旦落ち着いて、冷静に考えることが大切です。

健康にまつわることわざ

腹八分に医者いらず

胃を使いすぎると万病の原因に。食事はお腹いっぱいまで食べず、腹八分くらいが健康

の秘訣です。満腹の一歩前で食事を終えるには、よく噛む、野菜から食べる、

意識的にお箸を置く、などがいいそうですよ。

食は医なり

日常の食事に気をつけることが最良の薬であり、病気の予防につながるということ。

栄養面はもちろん添加物や食べ合わせなどにも配慮したいところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました