【あらすじ】(公式サイトより)
武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。
徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新撰組を結成。
土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新撰組は倒幕派勢力制圧に八面六腎の活躍を見せる。
お雪と出会い運命的に惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき_________。
剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!
《主要人物》
土方歳三 (ひじかた としぞう)
鬼の副長として恐れられ、厳しい法度とその手腕で新撰組を統率した人。この映画の主人公。
近藤勇 (こんどう いさみ)
土方の盟友。そして新撰組の局長。
沖田総司 ( おきた そうじ)
新撰組一番隊組長。土方と近藤を慕う。常に冷静で、感情の起伏があまりない。
剣の腕もずば抜けて良かったが、病を患い、わずか27歳で亡くなってしまう。
お雪(おゆき)
傷を負った土方を介抱し、恋に落ちた絵師。
【感想】
元々新撰組が好きだったことと、キャストの中に好きな俳優さんがいたので、この映画が公開されたら見に行くつもりでした。
歴史に6年間だけ存在し、伝説となった新撰組の活躍とその中でも特に有名な副長の土方歳三。
彼は元々、武士になりたくて、京へとやってきました。
人より剣の腕に優れ、たくさんの人に慕われていた彼に、“京都守護職きょうとしゅごしょく”という大きな仕事がやってきます。
それがのちの新撰組となり、彼らはそれからたくさんの人間を斬っていくことになります。
その中にはかつて同じ新撰組だった仲間もいました。
仲間を斬っていくシーンを見たときに、よく次々斬っていけるなあと思いました。
自分だったらやっぱり辛いし、困惑してしまうし、迷いが絶対に出てくると思ったからです。
(理由を知ると斬られてもおかしくない人たちばかりだったんですけど…)
私が1番この映画で心に残っているのは、池田屋いけだや事件のシーンです。
とにかくこのシーンは緊張感がすごかったです。
近藤さんと沖田さんが敵と睨み合って剣を構えるシーンに目を奪われました。
それくらいめちゃくちゃカッコよかったです。
見ているこっちも緊張するくらいでした。
いつ斬り合いになるか、どちらが斬られるか、全く分からなくて、息をするのも勿体無いくらい真剣にスクリーンを見つめていました。
あんなに緊張するシーンはもうないと思います。
ストーリーがとても長く、1度見ただけでは理解するのが難しかったのですが、歴史に基づいて作られただけあってとても見応えがありました。
普段はあまり歴史を題材にした映画を見ることがないので、自分の視野を広げるとても良い経験になったと思います。
これからも自分が見ないようなジャンルにも興味を持って挑戦していきたいと思いました。
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